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定量的なトレードルールの考案材料になるかと思い、読んでみました。
ざっくりいうと、相関関係の強い2つの通貨ペアに着目して一方の通貨ペアをロング、他方の通貨ペアをショートすることで為替差益とスワップポイント収益をゲットする手法です。
筆者はFXキャリーヘッジトレードと命名されています。
アマゾンレビューでは評判がよくないものの、私は結構理にかなっていると感じました。
そこで私もFXキャリーヘッジトレードを利用できるか検討しましたが、断念しました。
私は海外のFX口座を利用しているんですが、FXキャリーヘッジトレードを使うと海外口座ではどうしてもスワップポイントがマイナスになるんですね。
だから、FXキャリーヘッジトレードは国内FX向きじゃないかと思います。
もっとも、相関関係に着目して相関係数を利用する点など、自分のトレードに活かせそうな視点もあったので読んでみて収穫がありました。
もう20年近く昔の本になるんですが、普遍的な内容でおすすめできる本です。
評価 ★★★★★ 5/5
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